歯科医療は、ほぼ必ず治療前後の変化があります。それらの記録をとるために、写真を撮ります。また、仕事が多少細分化されていて、かぶせもや入れ歯を医院内ではない歯科技工所に作ってもらう場合など、その指示を出す参考資料として、写真を撮ります。患者さんたちへの説明として、口では伝わりにくいものなど、写真を撮って説明します。
以前であればフィルムだったので、その手間から撮らないことも多かったと思いますが、今はすぐに実行に移せるので、気になるのはどんどん撮っていきます。
一眼レフも持っていて、マクロレンズやリングライトなども使えるのですが、大きかったり、準備が面倒だったり、結局時間に追われるこの仕事にはあまり向いていない感じです。
撮影は、自分だけあるいはスタッフひとりで行わないといけないことばかりなので、片手でグリップできてもう片手にミラーや口角をもって撮ることが出来、操作が簡単で色合いなどがかなりうまく撮れる(といっても相手も同じ環境というわけではないので本当の意味ではありませんが)デジカメがあれば便利です。
それで、今まではcoolpix995にリングライトをつけて使用していたのですが、とうとう寿命が来てしまったようです。リチウムのバッテリーはまだなんとかなっていたのですが、バックアップ用の内蔵電池が完全にダメになり、日付や撮影の設定を記憶できません。内蔵電池は交換できないみたいなので、さすがにそろそろ変えないといけないようです。もう10年ぐらい経つのでしょうか。当時ハイスペックだった300万画素のカメラでした。
実は途中で小さいソニー製のコンパクトデジカメに換えようとして購入はしたのですが、あまりきれいに撮れず、活用していません。
そこで、最近電気屋さんに行ったり、ネットでいろいろ探していました。条件は、片手で操作できる程度に簡単なこと、女性でも片手で持てる程度に重くなく逆に軽すぎてぶれないこと、口腔内がきちんと撮れるようにリングライト(リングフラッシュは常時点灯ではないので、見た目とのギャップが多いのであまり好きではない)などの軽いものが装着できること、などです。
いくら軽くなったと言っても、マイクロフォーサーズは、だれにでもというタイプではないので対象外になりました。
ちょっと気になっているカメラがあります。もしかしたら、結構これらの条件に当てはまるかも知れません。
もし購入して、使い勝手が良いなら、撮った写真もこのページに載せてみたいと思っています。