3/30/2011

固定電話

_DSC0026-2011-03-30-18-10.jpgいまさらですが、固定電話買いました。

僕のうちは、光ではありません。診療所も違います。
動画を見るわけではないのでもともとそれほど速いネット回線が必要ではなかったというのもありますが、停電時でも(混んでなければ)固定電話が使えるという条件を重視して、しつこい売り込みにも屈せず、光に切り替えるのを躊躇していました。
実際、なにか起こったときは回線がパンクして繋がらないとは思っていましたが、パニックを過ぎたあとでも安心が欲しかったのです。

これが今、ちょっとだけ役に立ちそうです。
停電時でも携帯は使えるのですが、キャンセルや診療しているかの問い合わせの向こうから掛かってくる電話は、光やISDNでは受けることができなくなります。
患者さんは当然携帯などから診療所の固定電話に電話してくる(携帯電話の番号は公開していません)ので可能なら出ることが望ましいのです。
アナログ回線を使っていると、回線自体から電気をとり、固定電話で電話することができます。

ただ、油断していました。
利便性のために、子機が3台ある電話機を使用しているのですが、無線を使用するコードレスは停電時には使えないと思っていましたが、アナログ回線に直付してある親機は使えると思っていました。でも、親機を含めてコードレスやFAX複合機はACアダプターから電源を取らないと停電時には通話できなくなるようなのです。
というわけで、ACアダプターが必要ない固定電話(モジュラージャックに挿すだけ)と自動回線切替器を購入し、停電時対策を行いました。
これで、停電時でも診療所に掛かってきた電話を受けることができ、こちらからも診療停止の予約キャンセルの電話を掛けることができるようになります。

暑くなる時期までは停電になる確率は減りそうですが、これでIT機器を含めて停電対策ができました。
あとは、実際に夏の停電が続く可能性がある時期の予約体系をどうするかですね。

節電と自粛と経営と利便性のバランスが難しいです。

写真は府中街道。

3/27/2011

自転車

P3090469-2011-03-27-20-02.jpg計画停電の影響で自転車がブームのようです。

自転車といえば「ケッタ」。よくわかりませんが、高校のときに名古屋方面から来た同級生が、自転車のことをケッタと呼んでいて、あだ名がケッタになったのをなんとなく覚えています。方言なのかな?僕の子供の頃はチャリ(チャリンコ)でしたね。

自転車にまつわるエピソードとしては、やっぱり中国ですね。
日本にも名古屋の100m道路や札幌の大通りなど、幅の広い計画道路が数多く存在しますが、北京のそれは恐ろしいです。
自転車専用レーンが恐ろしく広く、そして、ものすごい数の自転車がまるでマラソンのスタートのシーンのような感じでレースを展開します(10年以上前の出来事なので現在は未確認です。)。自転車は当時の中国は昔の新聞配達自転車のようながっちりとした頑丈さ命のタイプ。僕も中国旅行の時にはよくレンタサイクルで自転車を借りましたが、ギヤもなく重く、乗っているとおしりが痛くなり、苦労した覚えがあります。ブレーキも変わっていて、ハンドルのところにあるのではなく、足で踏むペダルを逆回転させるとブレーキになるというものでした。
当然のり慣れていないのでなんども危ない目にあいながら慣れていきました。
それに比べると今の日本の自転車は高性能で安くてとても良いですね。
電動もどんどん進化していますし、抵抗が増えない自動点灯ライトもあります。
ただ、停電中はそのぐらいの明かりでは怖いので反射シールとか点滅するライトとかいっぱいつけて走らないとまずいですね。

さて、写真は西武国分寺線。
たった4駅しか無い路線ですが、大事なスタッフの通勤手段です。
自転車通勤してもらっていますが、雨のこともあるので運休にならないといいなぁ。

3/23/2011

いつからだろう

P2270354-2011-03-23-21-23.jpg大好きな孤独に寂しさを感じるようになったのは。でも、それが心地よい。

新疆ウイグル自治区

DSCN2619-2011-03-23-13-37.jpgこのところの地震と原発の話題で思い出したことがあります。

僕がバックパッカーをやっていた90年代、北京から鉄道とバスを乗り継いで西安、烏魯木斉(ウルムチ)、喀什(カシュガル)を経由し、天山山脈の5000mの峠を越え、パキスタンのカラチまでシルクロードを横断しました。当然このルート、イベント盛りだくさんで書いて面白い(?!恐い?)事件がいくらでもでてくるのですが、今回は地震についてです。

中国を旅していたときには強い揺れを感じるような地震はほとんど記憶していないのですが、一度だけ大きな揺れを感じたことがありました。
場所は新疆ウイグル自治区のあたり(タクラマカン砂漠?)で、こんな内陸のしかも日本のように火山系の山々ではなく隆起系の山々の麓で地震なんだろうかと思っていました。
当時、伊豆諸島の辺りで地震が多発しており、その付け根の小田原出身の僕にとっては地震自体は珍しいことではなかったので大して気にしていませんでしたが、あとでニュースで知り驚きました。
そう、中国の地下核実験の揺れだったんです。
60年代ではないので、大気中核実験では無かったのでまだ良かったのですが、かなりのインパクトのある出来事でした。

写真はこれも宮島のもの。
写真を見ていたら、なぜか、保育園のお昼寝を思い出しました。
実は、僕の通っていた保育園は、報徳保育園というところで、銅像で有名な二宮尊徳さんゆかりの保育園です。その保育園はお寺さんが運営していて、お昼寝の時間は、園児たちがお寺の境内に布団をならべて寝ていたものです。座禅を組んだり、雑巾掛けをしたり、今はどうなっているのでしょうか。

3/21/2011

月下

P3200495-2011-03-21-01-27.jpg

写真はすごく大きな満月の夜(スーパームーン、18年ぶりだそうですね)のものです。実は満月よりも流れるうろこ雲に惹かれて写真を撮りました。
この写真では満月はまったくわかりませんが、実際はすごくきれいに見ることが出来ました。

P3200504-2011-03-21-01-27.jpg
こんな感じです。
真夜中に、立ち止まって10分ぐらい流れる雲と満月を眺めていました。
月に願いを。

3/06/2011

P2230304-2011-03-6-03-58.jpgようやく3月になっていたことに気付きました。

当然毎日日付をチェックして予約やカルテの記入などをしているのですが、気持ちがついていっていませんでした。
もうすぐ春なんですね。
こんな花も咲いているわけです。
冬好きの僕も、ちょっとだけ心が温かくなり、ポカポカになります。

そう言えば、よく聞かれるのですが、写真は僕の趣味ではありません。
写真を撮るのは好きです。
診療室のスライドショーにも自分で撮った写真を流しています。
でも、僕にとっては何か物足りない感じがしています。
奥が深くて難しいことはわかりますが、すぐに結果が出てしまうものにはあまり楽しさを見いだせません(そうじゃない写真もありますが)。
結果よりも過程が好きなのです。
結果がどうであれ、その作業をしている時間が長ければ長いほど何か嬉しいのです。
何かを作っている期間、創造している時間が好きです。
だから、写真を撮っているよりも、絵を描いているほうが好きです。
水彩よりも油彩のほうが好きです。
でも、時間をかけられる趣味って、大変です。
時間を作るのが大変です。その過程の状態と気持ちを保持するのが大変です。
だから、短時間で可能で、現在もっとも発表しやすい場であるインターネットに最もマッチした写真という手段を使ってブログを更新しています。

写真は、国分寺市南町のものです。

3/03/2011

80mm

P2250338-2011-03-3-23-55.jpg最近愛用の80mmです。

このところコーヒー豆の値段がどんどん上がっているみたいで、コーヒー大好きな僕としては困った状況です。
コーヒーを飲むときは、装置の都合と身体の都合でその飲み方を変えています。
まず、自宅では、エスプレッソマシーンやミルが無いため、bodumのフレンチプレスで入れています。
職場では、休日や旧前日の夜は、ブラウンの石臼タイプのミルで挽いてデロンギのエスプレッソマシーンで入れたコーヒーを飲んでいます。クレマがとてもきれいです。
日々の職場では、ノンカフェインのカルディーで売っているインスタントのコーヒーを愛飲しています。(カフェインが効きすぎる体質なので)

そのコーヒーを飲むときの専用のカップが、これ、80mmです。
もともと湯呑みとしてデザインされたので、把手も無いのですが、中空タイプで持っても熱くありません。
何よりも、職場で使っているデロンギのエスプレッソマシーンでコーヒーを入れるときに、丁度合うサイズと重さなのです。
コーヒーの色素も落としやすく(外見は角張っていますが、内面はやわらかい局面なのです。)、安定性があるのでテーブルでこぼすことがありません。

歯科は医療ですが、人の顔の見た目と生命に直結する機能ををデザインするという意味で、デザインセンスが必要な仕事だと思っています。
大事なのが、日頃からそのセンスを磨くこと。
特に、突飛なものではなく、飽きの来ないシンプルにきれいで機能的なものを表現するようなものが必要ではないかと思います。
そんなところから、この湯呑み、歯の美しさに通じるものを感じました。
またおいしいコーヒーが飲みたくなってきましたが、もう寝る時間です。
おやすみなさい。