僕のうちは、光ではありません。診療所も違います。
動画を見るわけではないのでもともとそれほど速いネット回線が必要ではなかったというのもありますが、停電時でも(混んでなければ)固定電話が使えるという条件を重視して、しつこい売り込みにも屈せず、光に切り替えるのを躊躇していました。
実際、なにか起こったときは回線がパンクして繋がらないとは思っていましたが、パニックを過ぎたあとでも安心が欲しかったのです。
これが今、ちょっとだけ役に立ちそうです。
停電時でも携帯は使えるのですが、キャンセルや診療しているかの問い合わせの向こうから掛かってくる電話は、光やISDNでは受けることができなくなります。
患者さんは当然携帯などから診療所の固定電話に電話してくる(携帯電話の番号は公開していません)ので可能なら出ることが望ましいのです。
アナログ回線を使っていると、回線自体から電気をとり、固定電話で電話することができます。
ただ、油断していました。
利便性のために、子機が3台ある電話機を使用しているのですが、無線を使用するコードレスは停電時には使えないと思っていましたが、アナログ回線に直付してある親機は使えると思っていました。でも、親機を含めてコードレスやFAX複合機はACアダプターから電源を取らないと停電時には通話できなくなるようなのです。
というわけで、ACアダプターが必要ない固定電話(モジュラージャックに挿すだけ)と自動回線切替器を購入し、停電時対策を行いました。
これで、停電時でも診療所に掛かってきた電話を受けることができ、こちらからも診療停止の予約キャンセルの電話を掛けることができるようになります。
暑くなる時期までは停電になる確率は減りそうですが、これでIT機器を含めて停電対策ができました。
あとは、実際に夏の停電が続く可能性がある時期の予約体系をどうするかですね。
節電と自粛と経営と利便性のバランスが難しいです。
写真は府中街道。